アサヒ飲料、群馬に自社最大の配送拠点

拠点・施設アサヒ飲料は19日、群馬工場の隣接地にこれまでで最も規模の大きい自社配送拠点「アサヒ飲料群馬配送センター」を竣工した。

同工場では主に「カルピス」ブランドを生産していたが、アサヒ飲料ブランドの製造がはじまったことで生産量が増加したことを受け、2017年には50億円を投じて2ラインから3ラインに製造ラインを増設した。

このため、同工場の生産量は今後、さらに増加する見込みで、かねてから保管機能も不足していたため、大規模な配送拠点を新設することにした。これに合わせ、近隣で賃借していた倉庫を返却・集約し、保管機能と配送機能を併せ持つ北関東向け拠点として運用する。

倉庫は鉄骨造・2階建てで、3万4650平方メートルの倉庫面積を持つ。出荷先エリアは群馬、栃木、長野県の全域と埼玉県北部、茨城県西部。

■新配送拠点概要
名称：アサヒ飲料群馬配送センター
所在地：群馬県館林市下早川田町字道513-3
敷地面積：駐車場2万8000平方メートル、倉庫・事務所5万6000平方メートル
倉庫面積：1階1万8150平方メートル、2階1万6500平方メートル、計3万4650平方メートル
構造：鉄骨造2階建て
設備・特徴：全天候型入出庫スペース、自走式スロープで2階へ直接接車
最大保管数量：170万箱
最大入出荷数量：250台（大型トラック換算）
出荷エリア：北関東エリア（群馬県全域、栃木県全域、長野県全域、埼玉県北部、茨城県西部）