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日本触媒、溶剤系アクリル樹脂の生産拠点を集約

2012年4月25日 (水)

アパレル日本触媒は25日、吹田工場(大阪府吹田市)の溶剤系アクリル樹脂の生産を終了し、連結子会社の日本ポリマー工業(兵庫県姫路市)に生産移管することで同製品の生産拠点を集約する、と発表した。

 

同社はアクリル酸誘導品の既存事業について、競争力強化を重要課題としており「アクリルポリマー事業でのプレゼンス向上、収益性の回復・改善が不可欠」として2011年4月、日本ポリマー工業を連結子会社化。さらに事業強化を進めるため、吹田工場での溶剤系アクリル樹脂製品の生産を終了し、日本ポリマー工業に生産移管・集約することにしたもの。

 

日本ポリマー工業への生産移管に際し、生産効率の向上を目指して製品タイプの統廃合を実施する。1年で製品タイプの統廃合と生産移管を完了し、吹田工場での生産を終了する。販売活動はこれまで通り、日本触媒が継続する。