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鴻池運輸、プラントエンジ事業強化へNBSを買収

2018年5月31日 (木)

M&A鴻池運輸は5月31日、国内外でプラントエンジニアリング事業(電気工事業)を手がけるエヌビーエス(福岡市博多区、NBS)の全株式を同日付けで取得したと発表した。

これにより、KONOIKEグループの注力事業の一つであるエンジニアリングサービスで、従来展開してきたプラント機器・設備の機械設計・据え付け工事に加え、NBSが得意とする電気・計装設計や運転管理まで一貫したサービスの提供が可能となる。

NBSは、発電所やエネルギー関連プラントのエンジニアリング事業で、自社で技術者を擁しており、30年の経験と実績を持っている。

今回のNBSのグループ化により、鴻池運輸は電気・計装・制御分野のエンジニアリング事業を強化させることで、プラントメーカーはじめ、各種メーカー向けにエンジニアリング業務一式の営業を展開するほか、NBSの海外事業を展開する向けにKONOIKEグループのグローバルネットワークを生かすことで、海外におけるエンジニアリング事業を強化、両社の融合により、総合力を早期に発揮し、新たな海外、国内関連事業、異業種への参入を目指す。

また、4月1日付で新設された環境・エンジニアリング本部により、これから拡大するエンジニアリング事業のマネジメント体制も強化させ、成長を加速させる。