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大阪北部地震、消防庁情報(6月18日13時20分更新)

大阪市内火災15件、死傷者78人へ被害拡大

2018年6月18日 (月)

環境・CSR(6月18日13時20分追記)

消防庁災害対策本部が11時30分時点の情報としてまとめた大阪府北部地震の被害状況によると、大阪市消防局が受けた119番通報のうち地震による火災は15件に拡大した。

同市以外の火災は、大阪府高槻市が1件(鎮火)、吹田市が1件(鎮圧)、箕面市が1件(延焼なし)、兵庫県尼崎市が2件(ともに鎮圧)。地震による死者は大阪市、高槻市、茨木市で計3人、負傷者は大阪府下で75人、兵庫県11人、京都府4人、滋賀県1人で、全体の負傷者数は91人へ増えた。

また、石油コンビナートなどの特別防災区域では10時5分時点で被害情報が確認されていない。

 

(6月18日10時公開)

大阪市北区や北摂地域などで18日に発生した最大震度6弱の地震に関連し、消防庁災害対策本部は18日9時10分時点の情報をまとめた。

震度6弱は大阪市北区、大阪府高槻市、茨木市、箕面市、枚方市、震度5強は大阪市都島区、東淀川区、旭区、淀川区、大阪府寝屋川市、吹田市。

この地震で高槻市消防本部、大阪市消防局に「119番通報が多数」寄せられているほか、大阪市西淀川区と高槻市、兵庫県尼崎市で計4件の火災情報がある。

人的被害・建物被害・重要施設などの被害・交通機関の被害・避難状況については情報収集中。大阪府が災害対策本部を設置している。

消防庁は8時15分、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県に対し、緊急消防援助隊の出動可能隊数の報告、出動準備を依頼。大阪府、神戸市に対しては8時35分、緊急消防援助隊の指揮支援隊に出動準備を求め、滋賀県、愛知県に対しては9時10分、緊急消防援助隊の出動可能隊数の報告、出動準備を依頼した。このほか京都府と大阪市の消防ヘリが、8時40分までに情報収集のため出動。9時には大阪府庁へ消防庁職員2人を派遣することを決定した。