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椿本チエイン、飯能市に展示場併設のマテハン新工場

2018年7月11日 (水)
空白

拠点・施設椿本チエインは11日、埼玉県飯能市の埼玉工場内に、商品展示場を併設したマテハン新工場を建設し、6月から生産開始したと発表した。

同社では、旧マテハン工場(1962年竣工)の老朽化と商品構成の変化に対応するため、埼玉工場内に新工場建設を計画。マテハン新工場は、「魅せる開発工場」をコンセプトに、マテハン事業のマザー工場としての機能充実、新商品・新技術開発機能の拡充を図るとともに、顧客に商品を直接見て評価いただける展示場併設工場として4月18日に竣工、設備移転を経て6月から稼働開始した。

▲展示場

工場は、加工、組立、開発、試運転エリア、クリーンルームに加えて展示場「M.LABO」を併設。商品と製造現場を「魅せる工場」として各エリアを整備した。新商品開発のスピードアップと品質向上、コスト低減を図るため、開発設計から製造まで自社工場での一貫体制を構築。組立・メンテナンス作業の技能伝承・向上を狙いに、モノづくり工房、メンテ工房を設置。多能工化による品質向上、顧客満足度向上を目指している。

製造設備に加え、屋上緑化、太陽光発電、照明LED、省エネ空調など、環境対応型のインフラ設備を採用し、CO2排出量を抑える仕様としている。

展示場では、随時商品を入れ替え、配送センター向けの高能力ソーターやRFID認識装置など最新のマテハン商品を紹介する。

▲高能力ソーター

なお、旧マテハン工場は解体の後、自動車部品の新工場棟建設が決まっている。

■マテハン新工場概要
所在地:埼玉県飯能市新光20椿本チエイン埼玉工場内
建築面積:7672平方メートル
延床面積:8974平方メートル(3階建て)
着工:2017年6月13日
竣工:2018年4月18日
生産開始:2018年6月