拠点・施設椿本チエインは20日、インドネシア市場で事業拡大を図るため、販売子会社「ツバキ・インドネシア・トレーディング」と製造子会社「ツバキ・インドネシア・マニュファクチュアリング」をジャカルタ市に設立すると発表した。
同社は、椿本シンガポール(100%子会社)を通じてインドネシア市場で販売活動を展開し、2011年には駐在員事務所を開設、市場調査を強化してきた。
この結果、チェーンなどの機械部品からマテハンシステムまで、同社グループ全商品を取り扱う販売会社を設立することで、顧客に密着した販売・技術サービスを強化することにした。併せてマテハンシステムの製造子会社も設立し、現地ニーズに合った商品をタイムリーに生産・供給できる体制の確立を目指す。
■新会社の概要
<販売子会社>
商号:ピーティー・ツバキ・インドネシア・トレーディング
所在地:インドネシアジャカルタ市
設立年月日:9月14日
事業内容:一般産業用部品(チェーン・精機商品他)、マテリアルハンドリング装置・機器の販売
決算期:12月
従業員数:7人
資本金:52万米ドル(出資比率=椿本シンガポール85%、椿本チエイン15%)
<製造子会社>
商号:ピーティー・ツバキ・インドネシア・マニュファクチュアリング
所在地:インドネシアジャカルタ市
設立年月日:9月14日
事業内容:マテリアルハンドリング装置・機器の製造
決算期:12月
従業員数:30人
資本金:1240万米ドル(出資比率=椿本シンガポール85%、椿本チエイン15%)
■工場の概要
建設予定地:インドネシアカラワン県カラワン工業団地
敷地面積:4万4000平方メートル
稼働時期:2015年2月(2013年2月から工場竣工まで、同工業団地内の仮工場で操業)