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大韓航空、仁川・デリー路線に週3貨物便

2018年7月18日 (水)

国際大韓航空は17日、インドのデリーと韓国・仁川を結ぶ貨物便を就航させる。

旅客便は仁川・ムンバイ路線で週3便、仁川・デリー路線で週5便を運航しているが、インドとの連携強化を掲げる韓国政府の外交戦略とインド市場の急成長を受け、ボーイング777貨物機を週3便(火・木・土)のスケジュールで投入することにした。

貨物便は17日23時10分に仁川空港を出発し、ハノイ経由で18日6時15分にデリーに到着。デリー発仁川行きの便は、オーストリアのウィーンとイタリアのミラノの2か所を経由する。

ボーイング777F貨物機は軽量な次世代貨物機で、最大積載量は100トンを超え、燃料が満タンの状態なら9000キロ(5593マイル)を超える距離を飛行できることから欧州など長距離の貨物路線で活躍が期待される。

同社広報は「アジアからインドへの航空貨物に対する需要は近年急速に増加しており、過去3年間の年平均増加率は6.5%だ。貨物路線の最適化を通じて、新たな需要の発生と収益の改善を期待している」と話している。