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商船三井ロジ、ベトナム・ダナンに新営業拠点

2018年11月15日 (木)

拠点・施設商船三井ロジスティクスは15日、ベトナム法人MOLロジスティクス(ベトナム)が、同国中部のダナン市に新たな営業拠点を開設し、12月1日から営業を開始すると発表した。

ダナン市は、ベトナム国5つの中央管轄市のひとつで、ホーチミンから960キロ、ハノイから760キロと、ベトナム国土の中心部、南北物流ルートの要に位置し、インドシナ半島を東西に貫く東西経済回廊の東の基点としても位置付けられている。国際深海港であるダナン港は、ホーチミン港、ハノイ港に次ぐベトナム第3位の国際貿易港でもある。

ことし9月に中部ダナン市と南方のクアンガイ省を結ぶ「ダナン-クアンガイ高速道路」が全線開通したことにより、これまで国道1A号線の利用では3時間以上かかっていた同区間の移動が1時間強に短縮された。これによりダナン市と物流・生産拠点を多数擁するクアンナム省やクアンガイ省間の貨物輸送が円滑になり、中部地域への投資拡大が期待されている。

同社はダナン市に新たな拠点を開設することにより、周辺地域進出の顧客向けにダナン港・ダナン空港と顧客の工場間の国内トラック輸送をはじめ、積み込み、据付搬入作業、輸出入通関、クロスボーダー輸送等、あらゆる物流サービスを提供する体制を整える。

ベトナム法人は2005年11月設立、南部のホーチミンに本社を置き、北部ハノイに支店、またノイバイ空港、ハイフォン、ハイズン、タイビン、クアンニン、ベンチェ、ビンズンの7事務所と、南部ビンズン省ソンタンの倉庫の10拠点を運営してきた。今回のダナン事務所開設により計11拠点となる。