ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

パナとシーオス、次世代ロジスティクス事業で提携

2018年11月26日 (月)

M&Aパナソニックとシーオス(東京都渋谷区)は26日、次世代ロジスティクス事業に関して共同で新たなソリューションを構築していくための業務提携契約をこのほど締結したと発表した。

両社は、シーオスが保有する倉庫マネジメントシステムや輸配送マネジメントシステム、パナソニックが保有する自動化技術やロボティクス技術を組み合わせ、より自動化・少人化が求められる倉庫や輸配送などのロジスティクス業界向けの新たな価値創出を目指す。

倉庫の自動化や少人化のニーズを背景に、ロボット系倉庫ソリューションの需要は拡大傾向にある。こうしたなか、シーオスは、「AIとロボットでロジスティクスに革新をもたらす」を理念に掲げ、社会インフラとしてのロジスティクスにデジタルイノベーションを起こすことで世の中に貢献する企業を目指している。一方、パナソニックは、長年にわたり、製造業で培ったファクトリーオートメーションやプロセスマネジメントなどのノウハウを応用し、物流、流通、食品加工などの業界に対して、現場プロセスの改善提案を推進している。

今回の業務提携を通じて、両社は、今後一層の進化が期待される倉庫内搬送ロボットなどの物流業向けロボットやそれらの制御システムの開発、倉庫マネジメントやオペレーションのコンサルティングなどに共同で取り組み、ロジスティクス業界向けの新たなソリューションを創出していく。