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車両管理のキャリオット、KDDIと組み米国展開

2018年12月6日 (木)
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国際フレクト(東京都中央区)は6日、米国でKDDIの現地法人とリアルタイム車両管理サービス「Cariot」(キャリオット)を共同展開する、と発表した。

キャリオットは、車両にデバイスを差し込むことでインターネット経由でクルマの幅広いデータを取得し、属人的な管理に頼ることが多かった車両の情報を可視化して安全性の向上やコスト削減、業務効率化などに役立てることができるクラウドサービスで、セールスフォース・ドットコムが提供するビジネスアプリケーションのマーケットプレイスで公開している。

これまではセールスフォース・ドットコムのプラットフォームとソラコム社のグローバル向けAirSIMを活用して東南アジア・中東地域でサービスを立ち上げてきたが、これに続いて米国でもサービス提供を開始する。販売元はKDDIアメリカ社が窓口となり、現地で導入サポートも行う。

国境を越えて走行した際は、それぞれの国で自動的にローミングし、車両を動態管理できるようになる。対応デバイスは従来通り工事不要なデバイスを用い、現地の多様な車種へ対応する計画。

米国ではまず日本法人向けに展開し、段階的に現地企業への販売を強化していく。