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NTTロジ、千葉物流センターに次世代対応の新倉庫

2018年12月11日 (火)

▲千葉物流センター

空白

ロジスティクスNTTロジスコは11日、千葉県市川市の同社物流拠点「千葉物流センター」内で新倉庫棟の建設に着手したと発表した。

既存棟では通信機器・IT機器などの検査や設定を行うIT機器物流、通信販売物流、自動車部品物流、医療機器物流などを中心に幅広い3PLサービスを受託し、優れた立地条件と物流センターの管理能力が支持されて4棟の倉庫すべてが満床となっている。

新倉庫では、同社が「首都圏のメインセンター」に位置づける千葉物流センターを拡大するとともに、最新の自動化設備やIT技術を活用するなどして機能を強化。シェアリングサービスを展開できる次世代物流センターを構築する。

同センターは京葉道路原木ICから5分、首都高速道路湾岸線千鳥町ICから10分、2018年春に開通した東京外環道高谷JCTから5分といずれも近く、東京湾、成田空港など高速道路を利用して関東全域へ接続しやすい。JR東日本京葉線二俣新町駅から徒歩5分の距離にあり、顧客や従業員の通勤利便性が高いのも利点となる。

建物は保管ラックの配置を考慮して天井高6メートルを確保。空調設備の完備し、外壁には金属サンドイッチパネルを使用して空調効率を高める。建物全体にLED照明を採用し、監視カメラ・入退室セキュリティ機器を標準装備してセキュリティ面にも力を入れる。

災害時の用意として、停電でも貨物エレベーターや自動化設備を動かせるよう400kVAの大型非常用発電機を設ける。

このほか、400人が利用できる180坪の広々とした休憩室を配し、コンビニエンスストアを設けて従業員の利便性に配慮するなど、アメニティの充実を図る。

■施設計画の概要
所在地:千葉県市川市二俣717-88
構造:RC造プラスS造地上6階建(倉庫フロア4階)
延床面積:5万7117平方メートル(1万7278坪)
千葉物流センター全体面積:14万1652平方メートル(4万2850坪)
着工:2018年11月
竣工:2020年3月