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乾汽船、外航部門の損失拡大し営業益半減

2019年5月14日 (火)

ロジスティクス乾汽船が14日発表した2019年3月期連結決算は、外航海運事業部門の損失拡大が影響し、営業利益が3億9600万円とほぼ半減(前期比)した。

同部門では、入渠隻数が増加し、バラスト水処理装置の設置に絡む修繕費も増えたことで、部門損失が18年3月期の8億6100万円から11億9600万円へと悪化。倉庫・運送事業部門は、新規荷主を獲得したほか、子会社(イヌイ運送)が引っ越しの取り扱い高を伸ばしたことで部門売上高44億9000万円(5.4%増)、部門利益4800万円(2.7倍増)と健闘した。

今期は売上高236億9700万円(1.8%減)、営業利益1億7100万円(56.8%減)、最終利益3億500万円(52.3%減)と、減収減益を予想している。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高23,008 [11.8%]17,230 [14.9%]11,442 [18.5%]5,697 [16.9%]
営業利益396 [-51.5%]365 [85.2%]16 [ - ]143 [ - ]
最終利益639 [-64.8%]-84 [ - ]-544 [ - ]-134 [ - ]
売上高営業利益率1.7%2.1%0.1%2.5%