ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住友倉庫、海運事業の損失拡大で営業益14%減

2019年5月14日 (火)

ロジスティクス住友倉庫が14日発表した2019年3月期連結決算は、海運事業でコンテナの輸送量が減少し、原油価格の上昇に伴う燃料費の増加が響き、営業利益が87億9500万円(前期比14.6%減)となった。

海運事業部門では、在来貨物輸送の取り扱いが増えたものの、コンテナ輸送の減少がマイナス要因となり、部門売上高が258億7300万円(2.1%減)、部門損益は16億7100万円の損失(前期は7600万円の損失)と、赤字幅が拡大した。

主力の物流事業部門は部門売上高1512億9400万円(8%増)、営業利益103億2800万円(4.7%増)と堅調に推移した。

今期は海上運賃の上昇、海上コンテナ輸送量の増加を見込み、売上高1920億円(3.1%増)を予想。物流事業、不動産事業もそれぞれ増益となる見通しで、営業利益は23.4%増の108億5000万円を見込む。最終利益は27.3%増の88億円を予想している。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高186,172 [5.9%]139,474 [6.6%]90,040 [4.3%]44,110 [3.1%]
営業利益8,795 [-14.6%]6,555 [-14.5%]3,943 [-20.9%]1,903 [-26%]
最終利益6,912 [-17.3%]4,023 [-40.1%]1,703 [-60%]2,223 [-9.2%]
売上高営業利益率4.7%4.7%4.4%4.3%