ロジスティクス住友倉庫が14日発表した2019年3月期連結決算は、海運事業でコンテナの輸送量が減少し、原油価格の上昇に伴う燃料費の増加が響き、営業利益が87億9500万円(前期比14.6%減)となった。
海運事業部門では、在来貨物輸送の取り扱いが増えたものの、コンテナ輸送の減少がマイナス要因となり、部門売上高が258億7300万円(2.1%減)、部門損益は16億7100万円の損失(前期は7600万円の損失)と、赤字幅が拡大した。
主力の物流事業部門は部門売上高1512億9400万円(8%増)、営業利益103億2800万円(4.7%増)と堅調に推移した。
今期は海上運賃の上昇、海上コンテナ輸送量の増加を見込み、売上高1920億円(3.1%増)を予想。物流事業、不動産事業もそれぞれ増益となる見通しで、営業利益は23.4%増の108億5000万円を見込む。最終利益は27.3%増の88億円を予想している。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 186,172 [5.9%] | 139,474 [6.6%] | 90,040 [4.3%] | 44,110 [3.1%] |
営業利益 | 8,795 [-14.6%] | 6,555 [-14.5%] | 3,943 [-20.9%] | 1,903 [-26%] |
最終利益 | 6,912 [-17.3%] | 4,023 [-40.1%] | 1,703 [-60%] | 2,223 [-9.2%] |
売上高営業利益率 | 4.7% | 4.7% | 4.4% | 4.3% |