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東ガス、豪州プルートLNGプロジェクトから初受入れ

2012年6月29日 (金)
東京ガス袖ヶ浦工場にLNGを輸送したLNG運搬船

東京ガス袖ヶ浦工場にLNGを輸送したLNG運搬船

荷主東京ガスは29日、ウッドサイド・エナジー社が西オーストラリア州で推進しているプルートLNGプロジェクトから生産されたLNG(液化天然ガス)を、東京ガス袖ヶ浦工場(千葉県袖ヶ浦市)に受け入れたと発表した。東京ガスが同プロジェクトのLNGを受け入れるのは初めて。

 

このプロジェクトは、西オーストラリア州北西部カラサ沖合で4月に生産を開始したプロジェクトで、東京ガスは2007年8月に権益売買契約書とLNG売買契約書を締結している。

 

29日に受け入れたLNGは、東京ガスのLNG船「エネルギーホライズン号」で輸送。積み込まれたLNGは7.8万トンで、都市ガスとして供給する場合は一般家庭の年間使用量25万件分に相当する。

 

東京ガスが権益を取得したプロジェクトからのLNG受け入れは、ダーウィンLNGプロジェクトに次いで2例目。また、今回のプロジェクトからの受け入れにより、東京ガスは6か国11プロジェクトからLNGを受け入れることとなる。