
▲集荷場の様子
国内農業総合研究所(和歌山市)と佐川急便は2日、生産者直送農産物の販路拡大をサポートする取り組みとして、佐川急便甲州営業所(山梨県笛吹市)に農産物出荷用の集荷場を開設した、と発表した。
この取り組みは2017年7月から長野営業所(長野県須坂市)で試験運用を始め、販路拡大に一定の効果が見込めたことから19年1月から本格運用を開始。新たに同様の業態を展開できる地域として笛吹市が検討され、甲州営業所の集荷場開設に至った。
農業総合研究所が提供する農産物流通プラットフォームと佐川急便の集荷場を活用することで、山梨県の桃やぶどうなどの生産者は販路拡大により収入増加が期待できるほか、都市部の消費者も新鮮な農産物を安価に購入できるようになるという。
運用開始日:2019年7月1日