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佐川急便、山梨に3か所目の農産物集荷場開設

2020年7月16日 (木)

産業・一般佐川急便は16日、生産者直送農産物の販路拡大をサポートする取り組みとして、佐川急便の施設を活用した農産物出荷用の集荷場を開設し、7月8日から運用を開始したと発表した。

農業総合研究所との共同事業として、2017年7月から長野県須坂市の佐川急便長野営業所を活用した集荷場運用のトライアルを実施。地元生産者に対して販路拡大に一定の効果が見込めたことから、19年1月に本格運用を開始した。

その後、同様のスキームを展開できるエリアを検討し、19年7月からは山梨県笛吹市で佐川急便甲州営業所を活用した集荷場を開設。新たに山梨県で2か所目となる佐川急便山梨営業所を活用した集荷場運用をスタートした。これにより、佐川施設を活用した集荷場は3か所目となる。

山梨県は、大消費地の首都圏と隣接していることもあり、農業総合研究所が提供する農産物流通プラットフォームと佐川急便の集荷場や配送ネットワークを活用することで「山梨県産青果類の販路拡大と産出額増加、生産者の収入源増を目指す」としている。都市部の消費者は、山梨県産の新鮮で熟度の高い青果類を安価に購入できるようになる。山梨営業所に設けられた南アルプス集荷場は、毎週月・水・金曜日に開場する。