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佐川急便と農業総合研究所、農産物の販路拡大で連携

2017年7月7日 (金)

サービス・商品佐川急便は7日、農業総合研究所(和歌山市)と生産者直送農産物の販路拡大のサポートなどで相互連携すると発表した。

今回の連携では、農産物を都市部などの消費地に鮮度を保って届けるため、農業総合研究所が持つ農業関連の経営ノウハウ、農産物のブランド化・6次産業化などの創造力と、佐川急便が持つ配送ネットワーク、温度管理された物流インフラを活用して、生産者の販路拡大を支援する。

具体的には、佐川急便が集荷場からの販売者への納品業務、販路、生産者の相互紹介、生産者からの集荷・梱包代行を行い、農業総合研究所が農産物直売の全国インフラ構築、海外輸出情報の開示、佐川急便の営業所を農産物の集荷場として活用――などで連携する。

7月2日から、長野県須坂市にある佐川急便長野営業所を集荷場に設定し、首都圏のスーパーなどに新鮮な農産物を届けるトライアル運用を開始。今度、両社の持つ物流システム・ノウハウ、情報の共有化を図ることで生産者の流通展開の支援を強化する。