拠点・施設ポンプメーカーのヤマダコーポレーションは、相模原工場の全面建て替え工事に伴い、製造拠点と物流拠点を切り離す。
相模原工場は1963年の竣工で、築後50年以上が経過し老朽化が進んだことから、生産効率を高めつつ安全性などの生産環境を改善するため、36億円を投じて全面的に建て替える。10月に着工し、2021年10月の完成を目指す。
倉庫機能については、これまで工場内に製品倉庫機能を持たせてきたが、建て替え工事の期間中もできる限り製品供給を継続するとともに、物流効率を高めるため、近隣の賃貸物流施設「ロジポート橋本」へと移転。8月19日から本稼働に入る。移転作業に伴い、8月15、16の両日は出荷業務を停止する。
部品の出荷業務は傘下のヤマダプロダクツサービスが担っており、倉庫機能の移転中も通常通り出荷を継続する。