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日通、人件費増響き上期減収減益

2019年10月31日 (木)

財務・人事日本通運が10月31日に発表した9月中間決算は、航空輸出貨物の取り扱いが伸び悩んだほか人件費の増加も作用し、売上高は1兆389億円(前年同四半期比0.1%減)、営業利益291億円(14.4%減)、経常利益328億円(13.1%減)、四半期最終利益は190億円(18.9%減)となった。

航空輸出貨物の取り扱いが減少したことで日本、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの4部門が減収となった。部門利益は欧州、東アジア、重量品建設、物流サポートの4部門で増益を確保したものの、人件費が増加が影響し、日本、米州、南アジア・オセアニア、警備輸送の4部門は減益となった。

通期は売上高2兆1100億円(前期比1.3%減)、営業利益680億円(14.6%減)、経常利益730億円(14.9%減)、最終利益450億円(8.8%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高1,038,952 [-0.1%]519,758 [0.6%]2,138,501 [7.1%]1,600,724 [8.8%]
営業利益29,128 [-14.3%]10,629 [-37.5%]79,598 [13.2%]59,446 [16.3%]
最終利益19,010 [-18.9%]7,280 [-30.6%]49,330 [654.9%]40,505 [19.1%]
売上高営業利益率2.8%2.0%3.7%3.7%