調査・データ全日本トラック協会は27日、2019年に発生した交通事故の統計分析結果を発表した。
発表によれば、営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は239件(前年比14件減)で、事故を起こした車両は大型(143件)、中型(57件)、準中型(34件)、普通(5件)――の順で多かった。また、都道府県別の事故発生件数では、大阪(18件)、千葉(16件)、埼玉・神奈川(15件)――の順で多かった。
全ト協では、2020年に1万台あたりの死亡事故件数を1.5件以下とする目標を定めているが、19年は1.82件で、20年1月・2月の件数も多かったことから「目標値を達成するために、事故防止対策が急務」としている。