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ファミリーマート、ベトナム・タイでコンビニのエコ店舗化

2012年8月28日 (火)

産業・一般NTTデータ経営研究所(東京都千代田区)は27日、ファミリーマート、パナソニックとともに、「地球温暖化対策技術普及等推進事業」を2011年度に引き続き受託したと発表した。今年度は、ベトナム・タイのコンビニでエコ店舗化を進め、二国間クレジットの実現に向けて、事業スキームの具体化を目指す。

 

ベトナム、タイでのファミリーマート店舗が7月末時点で760店舗に上っていることから、ファミリーマートでは、グローバル全店で20%のCO2削減を目標に掲げ、既に出店している店舗の改装、新規出店でのエコ店舗化を進める方針を打ち出している。

 

このため昨年度は、タイ、ベトナムの店舗にパナソニックグループの省エネ型設備機器を導入し、店舗でのエネルギー消費量を平均30%削減できることを確認。また、二国間クレジットで利用する新しいMRV(測定・報告・検証)手法を検討し、標準化された店舗が多く存在するコンビニエンスストアの特性を生かした手法として、実用性確保を進めた。

 

今年度は、事業化の検討をより具体化し、MRV手法の完成度を高めていく。