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ファミリーマート、ベトナムで出店加速へ合弁化

2011年7月29日 (金)

産業・一般伊藤忠商事とファミリーマートは28日、ベトナムの「Phu Thai Group Joint Stock Company」(ハノイ、PhuThai社)とともに、ベトナム国内でファミリーマート運営事業会社としてベトナム・ファミリーマート社(VFM)を設立すると発表した。

 

VFMは日本の小売業として初めてベトナムで設立する合弁会社で、8月上旬に設立、同月中旬から事業を開始する。ファミリーマートはVFMに対し、今後ベトナム国内でのマスターライセンスを付与し、VFMとエリアフランチャイズ契約を締結。ベトナム国内でのファミリーマート事業を展開していく。

 

ベトナムでは、コンビニエンスストアは創成期の段階にあるが、ファミリーマートは、日本発祥のコンビニエンスストアとしては初めて2009年12月にホーチミン市に出店し、現在7店を展開している。現在展開しているファミリーマート店は、PhuThai社の100%子会社であるファミリーカンパニー社が運営している。

 

PhuThai社は、ベトナム国内で広範な物流網を保有しており、ファミリーマートのコンビニエンスストア運営ノウハウ、伊藤忠商事の調達力などを結集して、VFMを設立する。VFMの出資比率は、PhuThai社が51%、ファミリーマートが44%、伊藤忠商事が5%となっている。