Bカートとロジモプロ連携、非対面企業間営業に対応

ECDai（ダイ、京都市中京区）は4月30日、同社の企業間EC・ウェブ受発注システム「Bカート」が清長（東京都港区）のクラウド物流サービス「LogiMoPro」（ロジモプロ）とシステム連携し、企業間取引を対象とした自動出荷サービスを開始したと発表した。

連携はAPI連携と呼ばれるソフトウェア連携の仕組みを用い、Bカートを利用するEC事業者が特別なシステム開発を行うことなくロジモプロの「BtoB自動出荷サービス」を利用できるようにするもの。

具体的には、Bカートに注文が入るとロジモプロの倉庫に自動で出荷指示がかかるほか、出荷が終了すると配送会社の発送情報をBカートに自動アップロード。ロジモプロ倉庫に商品が入荷されると、Bカートの在庫数を自動で更新する。これらの連携はフルオート（完全自動）とボタンを押すと稼働するセミオートの2パターンから選択できる。

Daiでは、「（ロジモプロとのAPI連携により）BtoB取引のEC化による業務の効率化や対面をベースとしない営業体制の再構築が可能になるだけでなく、テレワークや在宅勤務体制時でも受注から出荷までを自動化することで、出社することなく受発注業務を行えるようになる」としている。