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兵機海運、コロナ拡大で利益下方修正発表

2020年5月1日 (金)

ロジスティクス兵機海運は5月1日、鉄鋼の輸送需要減退と新型コロナウイルスの感染拡大が影響したとして、2020年3月期の通期利益予想を下方修正した。

営業利益が当初予想を1.3億円下回る2.7億円(前期は4.4億円)に、最終利益は1.4億円下回る1.6億円(3.6億円)に、それぞれ減少する見込み。売上高は従来予想の140億円を維持する。

主力の内航事業で鉄鋼の輸送需要が落ち込んだことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて輸送計画を縮小変更したのが響いた。港運事業でも1が月以降、感染が世界中に広まった影響で物流が停滞し、利益を圧迫した。

また、保有投資有価証券の時価が著しく下落し「回復の可能性が認められない」として減損処理を行い、投資有価証券評価損を特別損失に計上する。