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ヤマトの大規模事業再編、持株会社制維持を正式発表

2020年7月1日 (水)

ロジスティクスヤマトホールディングスは1日、かねて表明していたグループ事業の大規模な再編について、来年4月1日にヤマト運輸を中心とする7社で実施し、ヤマトHDはその枠組みに入らない形で進めることを正式に発表した。

同社がことし1月に計画を発表した時点では、ヤマトHDが純粋持株会社から事業会社に移行し、傘下のヤマト運輸など7社を吸収、新たに「リテール」「地域法人」「グローバル法人」「EC」 の4事業本部と、「輸送」「プラットフォーム」「IT」「プロフェッショナルサービス」の4つの機能本部を設置する予定だった。

今回発表された事業再編計画では、HDの代わりにヤマト運輸が存続・承継会社となって、ヤマトグローバルエキスプレス、ヤマトロジスティクス、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、ヤマトパッキングサービス、ヤマト包装技術研究所、ヤマトフィナンシャルの6社と、ヤマトシステム開発のe-通販ソリューション事業・地域統括部門を吸収し、当初計画の4事業本部+4機能本部体制を構築。HDは経営を監督する立場で組織再編の指揮を執る。