イオン、非ネット客対象に”ネットスーパー”提供

ロジスティクスイオンとイオンリテールは8日から、ネットスーパーの新たな取り組みとしてジャスコ27店舗でFAXによる受注宅配サービスを開始する。

インターネットを利用しない顧客から「別の方法で同じようなサービスをして欲しい」といった要望が寄せられていたことから、イオンネットスーパーで購買頻度の高い生鮮品、調味料、米、飲料、洗剤、ティシュペーパーなど、生活用品約350品目を用意し、年4回カタログを発行。

随時商品の入れ替えを行い、地域特性の高い生鮮品、調味料、米など約70品目を対象に「普段利用している店舗」の商品を提供する。

イオンネットスーパーでは、常温、冷蔵、チルド、冷凍の4温度帯で包装を分け、15時までの注文は当日配送と翌日配送以降の配送時間帯を指定できる物流サービスを提供しているが、今回のFAX受注サービスでは、15時までに注文すると翌日以降の配送時間帯指定ができるようにする。

現在、イオンネットスーパーはイオンリテールの90店舗、マイカル13店舗、マックスバリュ中部1店舗の合わせて104店舗で展開しており、27店舗で立ち上げるFAX受注サービスも、順次対象店舗を拡大していく。