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パナ、中国都市内物流向け新エネ商用車で合弁

2020年9月7日 (月)

M&Aパナソニックは7日、中国の北京四維図新との間で、中国で新エネルギー商用車向けソリューション事業の合弁会社「パナソニック四維モビリティサービス北京」(仮称)を設立することで合意したと発表した。合弁会社は中国の宅配業者に対し、新エネルギー商用車の運用を支援するためのソリューションを提供し、物流、特に都市内配送で新エネルギー商用車の普及を目指す。

同社によると、中国の都市内物流は1.6兆元(24.8兆円)の市場があるものの、新エネルギー車の割合はわずか5%にとどまっているが、中国政府の推進政策が後押しして2021年以降、新エネルギー商用車をベースにした都市内物流市場の拡大が見込まれている。

そこでパナソニックの電池状態推定技術と、四維図新が提供する中国の地図情報サービスを掛け合わせ、新エネルギー商用車の運用を支援するソリューション事業の創出につなげる狙い。

両社は今後、ビジョン達成に向けた共通のロードマップに沿って活動していく計画で、コア技術を持ち寄り、中国スタンダードの新エネルギー商用車向け運用ソリューションの開発を目指す。