三菱倉庫のEC拠点、フジテックスがロボ導入支援

ロジスティクスフジテックス（東京都新宿区）は20日、三菱倉庫が埼玉県三郷市に新設するEC向け物流センター「シェアECセンター三郷」の構築を支援するとともに、物流搬送ロボットなど省人化・生産性向上のための設備を提供する、と発表した。

フジテックスが三菱倉庫の新センター向けに支援するのは、（1）搬送ロボット導入によるオペレーション設計（2）立地の選定や対象業種の検討（3）荷主の運用に合わせた付帯設備の構築（4）フジテックスの「ロボット倉庫マッチング」を利用した営業———などで、ギークプラス製の自動棚搬送ロボット「EVE」（イブ）50台、専用棚981台を導入する。

三菱倉庫は、三郷市の自社倉庫「三郷1号配送センターB棟」内の5560平方メートルを割き、EC向け物流専用スペースとして運用する計画で、7月の稼働開始を目指している。