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川崎港の年間貿易額2割減、対越貿易は拡大

2021年3月9日 (火)

調査・データ川崎税関支署が8日に公表した貿易概況によると、川崎港の2020年の年間輸出総額は8939.8億円で前年比19.9%減、年間輸入総額は1兆8210.6億円で22.7%減となった。

輸出では、総額の4割近くを占める自動車が11.2%減少したほか、4番目に多い石油製品も66.4%減と大幅に減少した。中国向けが26.1%減と大きく減少した一方、ベトナム向けは36.2%増と好調だった。

輸入では、主に液化天然ガスの24.5%減、原油・粗油の56.9%減などが影響した。オーストラリアやアラブ首長国連邦、サウジアラビアの減少が目立つ中、ベトナムは輸入でも92.2%増と大きく伸びた。

▲貿易額の推移(出所:川崎税関支署)