ECアマゾンジャパンは9日、東海エリアを中心に「スーパーマーケットバロー」を239店展開するバローホールディングスとの協業を発表した。今夏を目途に東海地方のプライム会員向けのサービスとして、バローの実店舗で取り扱う生鮮食品のオンライン販売と最短2時間での配送サービスを開始する。
アマゾンのウェブサイトとアプリにバローのストアを設け、注文後にバロー店内のスタッフが選んだ商品を、アマゾンの配送ネットワークを使って配送する。最初の対象エリアは名古屋市の一部のみとし、その後に順次拡大する計画。開始時期や配送エリアなどの詳細については、決定次第発表するとしている。
アマゾンジャパンによると、東海地方で生鮮品オンライン販売・配送サービスの提供は初めて。なお、同社はすでに、関東の一部エリアに関してプライム会員向けサービスの「アマゾンフレッシュ」を提供しており、加えて食品スーパー「ライフ」との協業により、東京・神奈川・大阪の一部エリアで同様のサービスを展開している。