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ミスミ、機械部品の大量調達DXをインドで開始

2026年3月2日 (月)

荷主ミスミグループ本社は2日、機械部品の大量調達に対応する購買DX(デジタルトランスフォーメーション)サービス「D-JIT」をインドで提供開始したと発表した。大量注文時でも見積もり待ちや納期調整を不要とする仕組みで、黎明期にあるインドの製造業向けBtoB EC市場の拡大を見据え、安定供給力の強化を狙う。

D-JITは、ミスミのEC(電子商取引)サイト上で、グローバル700社超のサプライヤー在庫と自社生産キャパシティをリアルタイムに組み合わせ、提供可能数量を仮想的に拡張するサービスだ。これにより、従来は数百、数千単位の調達で発生していた在庫探索や個別交渉の手間を解消する。提供可能な在庫金額は従来比28倍の1兆4000億円に相当するとしている。日本で2024年に本格展開後、韓国、タイ、台湾、欧州、米国、メキシコへと展開を広げ、累計利用企業は10万社を超えた。

インドでは、電子機器や自動車、化学、医薬品分野を中心に製造装置・設備向けの数量需要が増加する一方、直接交渉に依存する商慣習からオンライン取引の比率は低い。市場は30年に22年比5倍規模に拡大するとの見方もあり、価格感応度の高い需要に対し、ミドルレンジ品質の「エコノミーシリーズ」を含むD-JITの適合性は高いと判断した。

対象商品はボルトやシャフトなどの標準部品を中心とし、MISUMI ECインドサイトで提供する。少量短納期に強みを持つ従来モデルに、大量調達の即応力を重ねることで、装置組立や量産立ち上げ局面の調達負荷を下げる。物流面では、分散在庫の可視化と引当最適化により、調達リードタイムの不確実性を抑える効果が見込まれる。インド製造業の成長を下支えする調達基盤として、実運用での定着が焦点となる。

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