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DHLエクスプレス、アジア太平洋の航空輸送を拡充

2021年4月13日 (火)

ロジスティクスDHLエクスプレスは12日、ECの拡大などによる航空貨物の需要増を受けて、アジア太平洋地域における路線網を増強したと発表した。パートナー企業の米カリッタ航空が運航するDHL専用機により、米国-シンガポール間で新たに週5便の運航を開始する。

米国発便はシドニーを経由し、シンガポール発便は香港と日本を経由する。加えてシンガポール-シドニー間で、新たに週6便を追加する。

そのほか、DHLエクスプレスとドイツのルフトハンザ・カーゴによるジョイントベンチャーのエアロロジックが、ライプチヒと香港・シンガポールをバーレーン経由で結ぶ便を新たに週6便運航する。

DHLエクスプレスは東南アジアにおけるハブであるシンガポールで、カリッタ航空とエアロロジックの貨物を乗せ換えられるスケジュールを組むことで、アジア太平洋地域における存在感を高める考え。