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アサガミ物流部門、倉庫部門堅調で微増益確保

2021年5月14日 (金)

財務・人事アサガミが14日に発表した前3月期連結決算のうち、物流事業は売上高が199億2100万円(前期比10.8%減)、営業利益は15億8200万円(0.4%増)で減収増益となった。

取扱量の減少を背景に、営業制限に伴い外注費、人件費、燃料費を抑制、車両・機械の代替時期も見直したことで減価償却費を抑えたほか、自社保有設備の効率活用も寄与した。

倉庫部門は1.1%の増収。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、荷主の生産調整が一部で行われたことで取扱量が減少したものの、影響は限定的だった。港湾フォワーディング部門は建設機械の輸出取扱量、航空貨物の取扱量、製鉄関連作業量が減少したことで、11.8%の減収。

運輸部門は、製鉄・鋼材輸送量が伸びず11%、3PL(サードパーティーロジスティクス)部門は、物流センターの取扱減、業務範囲の変更によって19%それぞれ減収となった。