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タカセ、コスト削減施策が奏功し増益確保

2021年5月14日 (金)

財務・人事タカセが14日に発表した2021年3月期の連結決算は、売上高が前期比1.3%減の75億2000万円と、わずかに前年実績に届かなかったが、コスト削減施策などにより営業利益は8.5%増の1億8300万円を確保した。

総合物流事業は、個人向け通販の拡大や、主要顧客の配給邦画のヒットなどで取扱量が増加したものの、新型コロナウイルスの影響をカバーするには至らず、減収減益。

運送事業は10.6%の減収だったが、車両運行の効率化や傭車費用の圧縮などでコストを削減し、13.6%の増益。流通加工事業も業務効率化が奏功し、42.7%の増益となった。

今期は売上高75億円(0.3%減)、営業利益2億円(8.8%増)、経常利益2億円(8.3%減)を見込む。