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丸全昭和運輸、20年度はコスト削減で営利11%増

2021年5月13日 (木)

財務・人事丸全昭和運輸が13日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が1211億3600万円(前年同期比1.4%減)となった一方、営業利益は98億5100万円(11%増)となった。売上面ではコロナ禍による貨物輸送量の減少を受けて減収となったものの、業務効率化やコスト削減により営業利益は2桁増となった。

主力の物流セグメントの売上高は1040万2700万円(1%減)、83億1400万円(14.2%増)。このうち貨物自動車運送や港湾運送などが減収だったものの、倉庫や航空収入、梱包収入などは増収となった。

今期は売上高1350億円(11.4%増)、営業利益105億円(6.6%増)、最終利益74億円(9.7%増)を見込む。経常利益については、現行の中期経営計画では105億円を目標としていたが、今期もコスト削減の効果が期待できると考え、110億円(4.9%増)に引き上げている。