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りゅうせき低温流通、沖縄・浦添に新たなセンター

2021年6月3日 (木)

フード国分グループ本社(東京都中央区)のグループ会社のりゅうせき低温流通(沖縄県那覇市)は6月3日、沖縄県浦添市に3温度帯対応の新たな物流施設「沖縄浦添流通センター」を開設した。沖縄県全域に向け、冷凍食品・チルド品・生鮮品・青果・加工食品・菓子などを配送する。

冷凍温度帯はマイナス20度・マイナス28度・マイナス50度に対応し、パーシャル庫エリアを拡張することで、荷捌き作業時の品質劣化を低減。また、冷凍パレット自動倉庫を備え、省人化と作業負荷軽減に努める。また、顧客のさまざまなニーズに応えるために、冷凍品とチルド品の加工機能も有する。

そのほか、アンモニア・二酸化炭素の自然冷媒を採用して環境に配慮。配送エリア圏が50キロから60キロ程度にとどまるため、電動車両も積極的に導入する。

国道58号線と臨海道路浦添線からは1キロ以内で、沖縄本島全域への当日配送が可能。また、那覇空港の地理的優位性を生かし、日本各地の商材をアセアン諸国に輸送するハブセンターとしても位置付けるという。

■「沖縄浦添流通センター」の概要
敷地面積:8800平方メートル
延床面積:1万7040平方メートル
冷凍庫:5690平方メートル・収容能力16873トン(冷凍自動倉庫・超低温庫含む)
冷蔵庫:5548平方メートル・収容能力13746トン(パーシャル含む)
定温庫:415平方メートル・収容能力126トン
洗浄室:155平方メートル
その他:456平方メートル(垂直搬送機など)
事務所:1162平方メートル