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EC物流サービス2社、システム連携で事業者支援

2021年7月27日 (火)

ECイー・ロジットは27日、自社開発のWMS(倉庫管理システム)「EL5」と、ネットショップ支援室(東京都新宿区)が提供する定期通販特化型カートシステム「楽楽リピート」と受注・在庫一元管理システム「アシスト店長」との自動連携を開始したと発表した。両社のサービスの連携により、EC(電子商取引)通販事業者の業務効率化や利便性向上につなげる狙い。

消費スタイルの多様化に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う「巣ごもり消費」の広がりで、EC市場は拡大の一途をたどっている。こうした動きを受けて、両社はそれぞれ強みを持つシステムを連携させることで、EC事業者支援の新サービスを創出する考えだ。

「EL5」と「楽楽リピート」との連携では、ウェブで注文を受けた後、受注データが「楽楽リピート」を通じて出荷指示データとして「EL5」へ取り込まれ、ピッキングや検品などを経て出荷される。出荷実績データは「EL5」から「楽楽リピート」に送られる仕組みだ。

「EL5」と「アシスト店長」との連携は、ウェブで注文を受けた後、「アシスト店長」にて各ECサイトから受注情報を統合し、出荷指示データとして「EL5」に取り込まれる。あとは「楽楽リピート」と同様に出荷指示が行われ、出荷後に実績データが送られる。