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いすゞ、CNG大型車に衝突回避支援機能を新装備

2021年8月2日 (月)

荷主いすゞ自動車は7月30日、大型トラック「ギガ」のCNG(圧縮天然ガス)車の改良モデルを開発し、全国で発売したと発表した。歩行者検知機能を搭載したブレーキを新たに装備するなど、安全性をさらに向上させた。物流業界などへの導入を見据えて、安全対応を高めることで、環境配慮車両のさらなる普及に弾みをつける戦略だ。

ブラインドスポットモニター(出所:いすゞ自動車)

いすゞのディーゼル車に搭載している、歩行者検知機能のあるプリクラッシュブレーキを今回の改良モデルにも展開。衝突回避を支援するほか、衝突時の被害を軽減する。また、可変配光型LEDヘッドランプやブラインドスポットモニター、ドライバーステータスモニターなどを標準装備するなど、さらなる安全性の向上を図った。こうした先進的な安全装置の拡充により、重大事故に直結する大型車の安全性を飛躍的に高め、交通事故の低減に貢献する。

いすゞは、多種多様な用途を持つ商用車の特性を考慮した最適な技術の開発と、エネルギーセキュリティーへの貢献を進めていく。今回の取り組みも、こうした発想に基づく先進技術開発の一環だ。