拠点・施設いすゞ自動車は31日、ロシアで商用車の生産・販売の拡充を図るため、ソラーズ、双日とともに出資している「ソラーズいすゞ」の出資比率を引上げると発表した。
これまではいすゞが29%、ソラーズが66%、双日が5%を出資していたが、ソラーズから保有株式の一部を購入することで、いすゞの出資比率を45%まで引き上げることにしたもの。
併せて販売、財務、アフターサービス管轄役員をソラーズいすゞへ派遣し、販売網の再構築などを積極的に進めていく。
ソラーズいすゞは、2008年からトラックの生産をタタールスタン共和国のエラブガ工場で行ってきたが、長期的な事業安定の視点からウリヤノフスク市に移転をすることを決めている。