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「CPD大阪南港」改修完了、古河物流が一棟借り

2021年8月24日 (火)

CPD大阪南港(出所:CPD)

拠点・施設センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)は24日、同社が特別目的会社を通じて取得した物流施設「CPD大阪南港」(大阪市住之江区)の大規模改修工事がことし7月31日に終了したと発表した。今月から古河物流(東京都千代田区)が一棟借りで使用している。

「CPD大阪南港」は1991年7月の完成後、30年近くにわたり、大手国内物流企業が自社拠点として使用。昨年12月の改修大工事開始後は、長期的な運用を考慮して、搬送設備や電気設備の更新、外壁の塗装や床の研磨などを実施していた。

倉庫部分は地上5階建て。高床と低床の両面バースを有し、エレベーターと垂直搬送機を計6基備える。床荷重や天井高は、近代的な物流施設と同等以上のスペックを有する。

CPDはことし5月、大阪府枚方市で延床面積8万2167平方メートルのマルチテナント型物流施設「CPD枚方」を完成。今後も関西圏での賃貸用物流施設の提供に注力し、多様なテナントニーズに対応する。

■「CPD大阪南港」の概要
所在地:大阪市住之江区南港東9-2-87
土地面積:1万3409.15平方メートル
延床面積:2万5832.69平方メートル
構造:鉄筋コンクリート・一部鉄骨造、7階建て(倉庫部分5階建て)