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二葉、東扇島に新たな低温物流拠点

2021年10月12日 (火)

拠点・施設二葉(東京都港区)は、川崎市の東扇島地区で低温物流の新拠点「東扇島冷凍物流センター3号棟」の建設工事に着手した。10月4日に地鎮祭を行った。

3号棟の設備能力は2万6295トン(F級・CF級・C級・定温)で、2022年12月の完成、23年2月の営業開始を目指す。1号棟(2万145トン)、2号棟(2万3005トン)と合わせた設備能力は6万9445トン規模となる。

同社は東扇島3棟で合わせて7万トンの体制を整えることで、慢性的なスペース不足に対応するとともに、近接する第一冷蔵東扇島、二葉(大黒・大黒第二)といった拠点との連携を強化。「神奈川地区全体のパフォーマンス向上」につなげる。

すべての荷捌きを定温化するほか、トラックバース数の増強、冷凍機への自然冷媒の採用といった荷主ニーズへの対応力を強化した。全国では22年3月の開業を目指す南港冷凍物流センター2期棟と合わせ、30万5000トンの庫腹を備える。