環境・CSR郵船ロジスティクスは14日、全日本空輸(ANA)による持続可能な航空燃料「SAF」の利用促進に向けたプログラム「SAFフライトイニシアティブ」に賛同し、日本初の取り組みとして、SAFを使用した貨物便で9月29日に日本からドイツへ国際輸送を手配した、と発表した。
世界で温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指した取り組みが進む中、国際航空運送協会(IATA)が2050年の脱炭素化を目標に掲げるなど、航空業界でもグローバルにCO2排出量を抑制する取り組みが始まっている。
郵船ロジはANA主催のSAF利用促進に向けたプログラムに参画し、CO2削減に向けた横断的な取り組みとして、SAF使用貨物便で国際輸送を手配した。この輸送で同社は「実質10トン相当のCO2」を削減したことになるという。