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GLP、会社更生手続き中の新電力小売事業譲り受け

2021年10月15日 (金)

環境・CSR日本GLP(東京都港区)は15日、GLPグループが、会社更生手続き中の特定規模電気事業者(新電力)F-Power(東京都港区)の電力小売事業を譲り受けると発表した

GLPグループは、ことし3月24日に会社更生法の適用を申請したF-Powerの事業譲受に関する協議を進めてきた。このたび、譲受の諸条件について合意に達し、F-Powerの電力小売事業を譲り受けるスポンサー契約書を締結した。

F-Powerは、2009年の設立以来、新電力のリーディングカンパニーとして業界を牽引。自社の発電所や契約発電所からの電力と電力市場からの電力の双方を供給源とし、安定的に電力を供給するビジネスモデルで成長。2018年には電力販売量で新電力業界トップとなったが、その後は競争激化などで後退。会社更生法の適用申請となった。

日本GLPは、太陽光や風力、水力等をはじめとした再生エネルギー分野への投資を注力分野の一つとして位置付けており、F-Powerをプラットフォームとして活用した再生可能エネルギー事業のさらなる発展を見込む。