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東京港のコンテナふ頭に再エネ由来電力導入

2022年6月7日 (火)

(イメージ)

環境・CSR東京都は6日、東京港のコンテナふ頭で再生可能エネルギー由来の電力を順次導入すると発表した。まず最初に品川コンテナふ頭(東京都品川区)と中央防波堤外側コンテナふ頭(同大田区)で、ことし7月1日から導入する。

発表によると、この施策の対象は、都が過半出資する東京港埠頭(東京都江東区)が管理運営する4か所のコンテナふ頭。導入する電力は、実質CO2フリー電力で、「RE100」への適用が可能なもの。RE100は、事業での使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的な活動のこと。電力使用量は年間1243万キロワット時。それにより、年間6000トンのCO2排出削減効果が期待できる。一般家庭の年間CO2排出量の2100世帯分に相当する量という。

7月からの供給元の電力会社は東京電力系の日本ファシリティ・ソリューション(同品川区)で、2023年度末までの契約。残る2つのふ頭への導入は24年4月を予定している。

コンテナふ頭への再エネ由来電力の導入は、都が策定を進めている「東京港カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画」の一環だ。

■対象となるコンテナふ頭(出所:東京都)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/06/06/documents/01_01.pdf