9月の派遣時給は前年比56円上昇、ディップまとめ

調査・データディップは20日、ことし9月の派遣求人の平均時給を発表した。社員・派遣・パートの求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載された派遣・紹介予定派遣の求人広告データをもとに集計。新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞からの回復が見られることから、時給の額も好転しているようだ。

9月度の3大都市圏（関東・東海・関西）の平均時給は1495円で、前年同月比で56円、前月比でも4円上昇した。エリア別の平均時給は、全てのエリアで前年同月を上回った。関東エリア1590円（前年同月比プラス71円、前月比プラス1円）▽東海エリア1343円（前年同月比プラス35円、前月と同額）、関西エリア1380円（前年同月比プラス31円、前月比プラス5円）となった。

職種別の平均時給は、「事務・オフィス系」1510円（前年同月比プラス23円、前月比マイナス4円）▽「販売・営業・飲食・サービス系」1466円（前年同月比プラス59円、前月比プラス1円）▽「IT・エンジニア系」2146円（前年同月比プラス20円、前月比プラス7円）▽「医療・介護・研究・教育系」1462円（前年同月比プラス78円、前月比プラス4円）▽「工場・軽作業・物流・土木系」1284円（前年同月比プラス71円、前月比プラス7円）――で前年同月を上回った。「WEB・クリエイター系」は1789円（前年同月比マイナス20円、前月比プラス19円）となった。