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▲食品工場の請負業務の様子（出所：鴻池運輸）
ロジスティクス鴻池運輸は1日、11月8日から26日までオンラインで開催される「第26回からくり改善くふう展2021」に参加すると発表した。
からくり改善くふう展は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が1994年より主催する見本市で、鴻池運輸の参加は2年ぶり6回目。現場にある困りごとや課題を簡単な仕組みで環境負荷やコストをかけずに改善した成果を披露する。
鴻池運輸は、メーカーの生産ラインの運営から設備点検まで工場構内での幅広い業務フローを代行し、生産部門の最適化をサポートする請負サービスを展開。今回の出展では、食品業界の生産工程における改善活動を中心に、8か所の営業所における取り組みの成果を紹介する。
出展8作品は、ほこり取りローラーの粘着部分を簡単に交換できる「来巻コロ助」▽重筋作業での腰痛防止対策「ええんちゃう」▽コンテナへのびん廃棄作業における破片の飛散防止自動開閉ふた「瓶パックマン」▽原料をてこの原理で持ち上げて投入するスライダー付き台車「らくちん滑り台」▽部品をセット・回転させるだけで楽に部品着脱ができる治具「楽ちんホルダー」▽コンベアチェーン給油への安全対策と作業効率化「ジョーズに給油くん」▽持ち手のない一斗缶をてこの力で持ち運ぶ「缶たん君」▽排斥たる保管スペース増による製造ラインの停止削減「別れたり、くっついたり・・・離れられないんです。」――。
鴻池運輸は今回の出展を契機として、こうした作業現場の改善活動をさらに推進する。
