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（出所：AnyMind Group）
ECAnyMind Group（エニーマインドグループ）は2日、物流管理プラットフォーム「AnyLogi」（エニーロジ）が日本最大級のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」に対応したと発表した。楽天市場を含む複数の販売チャネル間の在庫の一元管理が可能となり、EC（電子商取引）物流における一貫した業務の自動化・効率化を推進する。
AnyLogiは、国内外のECカートと物流パートナーをネットワーク化することで、商品管理から入出庫指示含む在庫管理・出庫管理、決済確認・返品対応・カスタマーサポートまで、あらゆる物流業務を一つのプラットフォーム上で管理できる、D2Cブランド・EC事業者に特化した物流管理プラットフォームだ。
昨今、EC事業を展開する事業者が抱えている課題に、複数のプラットフォームやチャネルにおける個別在庫管理の煩雑さがある。複数のECストアで個別に在庫を管理しなければならず、多くの工数やコストがかかり、物流における作業が煩雑化していた。
AnyLogiは、幅広い商品を多くの企業が展開している楽天市場に対応。受注情報を自動的に取り込み、入庫・保管・出庫などのステータスの一元管理、実在庫数の一元管理を実現した。EC物流で頻発する長期不在・受取拒否・返品の際に発生する倉庫への返却在庫をシームレスにシステム上に反映することで、ECストア上の在庫として取り扱うことを可能とした。
AnyMind Groupは、今回のAnyLogiによる楽天市場への対応を契機として、複数の販売チャネル間で自動的に在庫情報を連携することにより、販売機会損失の防止を図る。販売から物流までの煩雑な工程を自動化・効率化することで、ECサービスを展開する多くの事業者が抱える課題の解決に貢献する。
