CREセミナー「日用雑貨物流の未来」、11/30

イベント物流不動産開発のシーアールイー（CRE）は、セミナー「共同物流から協調物流へ『日雑（日用雑貨）物流の未来』」を11月30日にオンラインで開催すると発表した。日用雑貨と加工食品の物流キーマンが対談。企業における商品物流のあり方を考える機会になりそうだ。

日用雑貨業界は、メーカー700社、中間流通500社が情報VAN（付加価値通信網）を共有し、標準化された商流を展開する。しかし、物流現場では各社が独自に改善を進めているため、物流現場の労働環境や運行効率の悪化が生じるなどの課題がある。

そこで日用雑貨業界では、メーカーと卸の各社が協調して商流情報と物流情報を連携させたロジスティクスEDI（電子データ交換）を構築することで、物流業務における無駄の解消を進めている。限られた範囲の共同物流から、必要に応じてフレキシブルに連携できる協調物流へと変革を進める過程を紹介し、物流効率化のヒントにつなげてもらう。

第1部は、日用品・トイレタリー用品メーカーのサンスターグループの荒木協和・物流担当理事より、日用雑貨共同物流の歴史から今後の協調物流について、過去の事例や課題、今後の方向性について解説。第2部では、SCMソリューションデザイン代表で元味の素物流理事の魚住和宏氏が加わり、荒木氏との座談会形式で日用雑貨と加工食品の物流業務の共通点と相違点、今後の連携などの可能性を探る。

セミナー開催日程は11月30日16時から17時30分。参加無料。定員100人。参加申込期限は11月29日18時。