M&Aラクスルは9日、ダンボール・梱包材の受発注プラットフォーム「ダンボールワン」を運営するダンボールワン(石川県金沢市)の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。株式はダンボールワン社長の辻俊宏氏から2022年2月1日に20億円で取得する。
印刷事業を柱とするラクスルが、オフィス・産業資材の印刷需要を獲得するなど、事業上の相乗効果を見込んでダンボールワンの株式49.9%を取得したのは2020年12月。
ダンボールワンはダンボール・梱包材の専門通販ECサイトとして4年連続で国内売上シェアトップを記録しており、ラクスルはダンボールワンの事業拡大が加速できると判断。残る全株式を取得し、完全子会社化することに決めた。