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ラクスルがダンボールワンを子会社化、連結対象に

2022年2月2日 (水)

M&Aラクスルは1日、段ボール・梱包材の受発注プラットフォーム「ダンボールワン」を運営するダンボールワン(金沢市)の株式を追加取得し、同日付で完全子会社化したと発表した。

ラクスルはダンボールワンの子会社化に伴い、従来保有する同社持分を追加取得時の時価で再評価することによる評価差益として7億5000万円を特別利益に計上する見込みだ。

さらに、ダンボールワンの子会社化に伴い、2022年7月期第3四半期より連結決算に移行。22年7月期の通期連結業績予想を新たに公表した。売上高を356億円から366億円、営業利益を3億3000万円から3億8000万円、経常損益を2億1000万円から1億6000万円の赤字、親会社株主に帰属する当期純利益を3億2000万円から3億7000万円とした。

(イメージ)

ラクスルは20年12月、自社の印刷事業についてオフィス・産業資材の印刷需要獲得など相乗効果を見込んでダンボールワンの株式49.9%を取得。ダンボールワンは段ボール・梱包材の専門通販ECサイトとして4年連続で国内売上シェアトップを記録しており、ラクスルはダンボールワンの事業拡大が加速できると判断。残る全株式を取得し、完全子会社化することを決めていた。